ヘーゼルバーン 21年 2023リリース版　Hazelburn 21 Y.O　43.2%

Hazelburn 21 Year Old 2023リリースは、Springbank蒸留所のトリプルディスティルド・ノンピートで、80%バーボン樽、10%シェリー樽、10%ポート樽の21年熟成、43.2%の限定版です。エンジェルシェアによる低ABVが特徴で、キャンベルタウンのミネラルとアースネスが際立ち、2022年のシェリーヘビー版よりドライで軽やかなプロファイルを示ししていると評価されてます。

ノーズ
革装丁の本、バングクロス、ダナッジ倉庫の湿ったノートから始まり、トレアクル、キャラメル、ブランブル、トロピカルフルーツ（ハニーデューメロン、カンタロープ、パイナップル）、ローストナッツ、アップルスキン、オレンジピールが広がります。ファンクなバーニヤード、湿った草、白ワインのようなシャープさ、フィグ、デーツ、レーズン、シチューアップル、ルバーブが深層に潜み、クリーミーで魅力的なレイヤーが好評です。

パレット
マシュマロ、キャンディフロス、トフィー、キャラメル、熟した梨の甘さがシロップ状の口当たりで広がり、ナッティ（ウォールナッツ、プラリネ）、ミルクチョコ、ダークベリー、ミネラル、アーシーな土っぽさ、肉厚のウマミ、マッシュルーム、ブイヨン風の深みが加わります。オークの統合が完璧で、緑アップル、ジンジャー、ブラックペッパー、ヘシアン、ワイン影響が複雑に調和し、ノーズとのギャップを指摘するレビューもありますが、滑らかさとボディのバランスが魅力です。

フィニッシュ
ロングで自信に満ち、オーキー、ブラックペッパー、メタリック、ジンジャー、塩キャラメル、ココアパウダー、カプチーノ、ミント、アーモンド、ハーブ、クローブのミックスが穏やかに残ります。ドライでオイリーな余韻が続き、ストレートや少量加水で熟成の深みを堪能できます。